新潟中越地震災害復旧工事
2004年(平成16年)10月23日に、新潟県中越地方を震源とした直下型の地震が発生し、上越新幹線が脱線しました。脱線箇所が高架上である事と余震が多発した事により、脱線車両の撤去作業が難航しました。共立建設は、11月9日から新潟県の柏崎へ災害復旧支援に向かいました。余震が続く中、到着翌日の午後から復旧場所の信越本線塚山駅へ。道中の山道では、地震と余震の影響でアスファルトには亀裂が入り、山の斜面もくずれ、山肌がむき出しになっている箇所が多々ありました。また、復旧箇所ではレールが波をうっていたり、砕石が崩れ落ちレールが浮いたり、高低差が1m以上ある箇所もあり、地震が凄まじかった事を強く感じられました。その中、一日も早い運転再開の為、設定替えや軌道整備作業を行いました。