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省力有道床化工事(品川保技セ管内)

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上記の写真は省力有道床化という作業風景になります。現在首都圏を走る在来線んの大部分が省力化軌道と呼ばれる軌道構造になっています。省力化軌道は一般的なバラスト軌道と比べてメンテナンスの必要性が減ることから導入されました。今回の作業は省力化軌道としてバラストの部分をフィルコンと呼ばれるもので固めているのを再度ジャンボブレーカーと呼ばれる重機機器を使用し粉砕しバラスト軌道に戻す作業を行っています。この施工をする理由としてバラスト軌道の下をリニアの線路を通すため、施工中に軌道状態に不具合が生じてもいち早く復旧できるようにということで施工しています。省力化軌道はメンテナンスの必要性が少ないメリットはありますが、一度メンテナンスが必要になると多くの時間と人員を要してしまいます。バラスト軌道はメンテナンスの必要性は省力化軌道に比べて多いものの、短時間で少ない人員で復旧作業が可能となります。そういった意味から今回のリニアを通すための有道床化が発注されました。

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