京王線調布駅付近連続立体交差工事
【国領駅~調布駅間】
東京都が踏切人身事故等を無くす為、踏切事故撲滅キャンペーンとして中央線高架化と京王線地下化とを掲げ、両工事を発注し元請け会社である東鉄工業様から当社共立建設が請け施工しました。工事は、1工区、2工区とあり平成22年9月~平成23年10月の計画で着工しました。線形は、一部道床区間を除き、ラダーマクラギを使用したコンクリート道床の施工です。ラダーマクラギ施工は、当社では初めて行う工事で施工前に十分検討会を行いました。営業線の真下に地下トンネル化しており、シールドトンネル間は狭く円形の為、ラダーマクラギ運搬、据付作業では使用機械や使用器具等の改良を伴いました。
※ ラダーマクラギ
縦マクラギの構造で軌道間保持のため特殊な鋼管で連結したもの。軌道構造がはしご(ラダー)を連想させるところから命名された。
縦マクラギの一種でPRC構造の縦梁と、太径厚肉鋼管(4締結間隔毎)をタイとして軌間を保持している混合鋼結構造のマクラギである。