機械化施工による道床交換工事(甲府保技セ管内)
夜間列車の通らない時間帯に、軌陸バックホーや軌陸ダンプを使用してレール下の古い砕石を取り出し、新しい砕石を入れ込み後タイタンパーを使用してのつき固めをします。又、列車を安全に通す為にミリ単位で仕上げ、品質確保に努めていかなければなりません。始発電車が無事通過すると一安心です。軌陸とは、一般土木で使用する重機や車両に、レールの上を行ったり来たり自由に動けるように改良された鉄道専用重機・車両のことを言い、バックホー、クレーン、ダンプがあります。
横沢桁撤去有道床化
甲府駅構内、横沢の3線の撤去後の道床作りです。50tクレーンによる桁撤去後にレールを元の位置に戻し、締結している様子です。有道床化とは、騒音対策を目的にした工事のことです。銅桁からPC桁に更新し、砕石を入れタイタンパーによるつき固めで、騒音低減効果を得る事が出来ました。
ロングレール交換(甲府保技セ管内/石和・長坂)
列車の分かれ道である分岐器を全部交換したり、200mのロングレールを一晩で交換したりします。その為、求められる技術・知識は多いですが、その代わりに無事に作業を完遂し列車が通常通り運行しているのを見ると、普通の仕事に比べると達成感は多く得られます。
研修・勉強会
定期的に行われている技術訓練です。器具の名称、使い方、各作業の施工方法、何故その作業をするのか座学と実技の両面から先輩が丁寧に教えます。事故を未然に防ぐ為にも日々、腕を磨いて現場での活躍に繋げています。特に新人者については、年間カリキュラムを組み、毎月1回定期開催していますので、未経験者でも大丈夫です