【 2018.2.10】レール削正・載型クレーン・軌陸バックホーの操作・車両緊急時対応方法

◆レール削正の座学・タイヤチェーンの脱着を教わりました

午前の座学では、レール削正の要点・留意点と、午後の実技にあたっての説明がありました。
普段、削正手元に携わっている作業は16頭式なのですが、その他の用途に応じて6頭式~4頭式がある事に驚きました。中でも手動による削正角度・圧力を行う6頭式を見られる機会があれば、ぜひお目にかかりたいと思いました。午後の実技に入り、載型クレーン・軌陸バックホー・タイヤチェーンの脱着を実施しました。載型クレーンでは安全装置がどこまで対応しているかを行い、PTOの付けっぱなしやブームが垂直時には反応したのですが、水平で旋回して横にしたままでは車が動いても警報が鳴らなく、つい最近の事象が頭を過りました。軌陸バックホーの操作に関しては、2二回目という事もあり1回目よりはスムーズに掘削が出来ました。タイヤチェーンの脱着は、教習所でも教わっているものの、実際に脱着したことが無かったので、とても良い経験になりました。

◆危険や注意点を教えてもらいました

座学:レール削正の効果・レール削正車の種類・ケーブル防護の重要性・削正作業の保護具について、教えてもらいました。
騒音公害等の環境を改善し、消耗品の寿命を延ばす効果があること、削りカスにより失明やじん肺・火傷をする可能性があるので、作業する機会があればその点を注意するよう心掛けたいと思いました。バックホーに関しても、何か作業をしている時よりも、移動や直接作業をしていない時の死亡災害が多い事を知った。地上から見るのと運転席から見るのでは大分違って、資格が多いので重機の近くで作業をする時、危険なのを再確認する事が出来た。実技:ユニックのブームを伸ばした状態・横にして走行したらどうなるのか、というのもやりました。伸ばした状態で走ったらエンストみたいに止まるが、横にした状態では走れることが分かった。助手席に乗る機会があった時は、運転手の人と一緒に二重確認をしたいと思います。バックホーも実際運転してみると、操作をするのに頭を結構使うのと、穴を掘るのはできるが、綺麗に埋めるのはとても難しかった。

◆トラック後輪のタブルタイヤのチェーン脱着が難しい

午前中は座学で、レール削正がどのようにレールを削っているのか、地上班はどのような点に注意して作業をすれば良いのかを学びました。
地上班として現場に行く事は多々あるので、地上設備の防護や散水を学ぶことが出来、現場で活かしていければと思います。午後は、タイヤチェーンの装着方法を実習しました。普段使っている車は、スタッドレスタイヤを着用しているので、タイヤチェーンを使ったことが無かったので、練習出来て良かった。特に仕事で使うトラックは、後輪がダブルタイヤになっているので、付け方が少し難しかったので尚の事良かった。ユニック車の研修では、ブーム格納時に縦方法に持ち上がっている場合は、PTOの警告がなるが、横方旋回している場合は、警告が鳴らずに走行出来てしまうことを学べた。

前のページに戻る